需給バランスとリスク

 

 

 

こんにちは。

 

行徳の不動産屋『ハウスパートナー』のイケガミです。

 

 

 

今日の午前中は近く決済予定の物件の室内状況の最終確認をおこないに

 

買主様と客付け仲介業者さんと物件状況の確認に伺いました。

 

確認を終え、『特に問題はない』とのことで無事決済・引渡しに移れそうで安心しました。

 

ただこの季節、草が伸びるのが本当に早い。

 

梅雨なので仕方ないですがあっという間に自分の腰丈位までは伸びているので植物の成長の早さには驚かされます。

 

ご自身で所有している賃貸物件の草刈なんかをしている方には堪ったもんじゃない季節ですね。

 

 

 

午後はふらりと外国籍の方が二人組でいらっしゃいました。

 

聞けば一人は長く日本に住んでおり、行徳界隈では名の知れたカレー屋さんでお仕事をされてるとのことで

 

日本語ペラペラで漢字も書けるという方。

 

もう一人の方が日本に来てまだ半年、今住んでいるのはシェアハウスとして借りており

 

自身の部屋を借りるため日本語ペラペラのお友達といらしたとのこと。

 

 

 

希望条件を伺ってお部屋を探し出す前に、こういった属性の方のお部屋探しで必ず問題となることが

 

『外国籍の方は紹介不可問題』です。

 

レインズや加盟ポータルサイトで仲介可能物件を探しますが

 

どこにも『外国籍の方は紹介不可』とは書いてないんです。

 

なので希望条件の候補に挙がった段階で一件ずつ電話で紹介の可否を確認します。

 

今日は３０件確認して紹介可能な物件は２件でした。

 

単純に１５件中１件位なわけですけれども

 

行徳周辺においてその手の条件が厳しくなっているなぁというのを

 

ひどく痛感しております。

 

 

 

でも一ついいですか。

 

 

行徳周辺に賃貸物件を所有していて入居付けに困っている大家さん。

 

逆に言えばこれはチャンスです。

 

多くの大家さん、または不動産管理会社さんが外国籍の方を避けるように募集をかけているということは

 

需要と供給のバランスが取れていないということですから、そこにビジネスチャンスを見出さない手はありません。

 

ましてやその物件を所有するために金融機関からローンなんかを組んでいる方は

 

空室状態にして空気で部屋を満たしていても１円にもなりませんから。

 

 

もちろん、あえて避けて募集している物件の大家さんや管理会社は

 

過去の経験からそういった方策を打ち立てている訳ですからそこを否定するつもりは毛頭ありません。

 

 だってそうでしょう。過去に起こされた問題と言えば

 

• 土足で室内に上がる
• 夜中に友達沢山呼んでパーティーしちゃう
• 近隣との生活音問題
• 食べ物の習慣から香辛料のニオイがきつい
• 家賃滞納する
• ゴミ出しが汚い
• 気が付けば契約者と違う人が住んでいる
• シェアハウス許可してないのにシェアしてる
• などなど（日本人の方でもこうした問題を起こしてしまう方は少なからずいらっしゃいますが・・・。）

 

挙げだしたらキリがないですが、そのような問題を出来るだけ抱えないように

 

そもそものリスクを始めから完全に回避してしまおうというのは至って健全な経営だと思います。

 

多くの居住者にとって良好な生活環境を維持できるってことはそれだけ魅力的な物件でもあるでしょうから

 

そもそも空室のリスクは低くなるでしょうからね。

 

 

 

今はまだそうゆう環境を作り出せておらず状況を逆転したいと考えている大家さんは

 

そう言ったリスクをあえて取りに行く必要もあるでしょう。

 

またそういったリスクをすでに抱えているが対処する方法が分からない

 

またいつ起こるかもしれない不安を抱えてしまっている大家さん

 

なんならもう売却するしかないかななんてうっすらと考えている大家さんも

 

諦める必要はありません。

 

 

対処する方法はいくつもありますし、また事前に対策を講じることで

 

リスクを最小限に抑えつつ少しでも良好な生活環境に移行していく方法はありますから。

 

 

 

そもそものお部屋探しの話からだいぶそれてしまいましたが

 

リスクをとる必要がある人は事前の対策や対処の仕方でコントロールしていけば

 

いくらでも状況を好転させる方法はあるっていうことですね。

• 空室が多くて何から手を付けていいのかわからない
• 良好な生活環境を作りたい気持ちはあるが初期費用の元手が無い
• どうゆう募集条件にしたらお部屋探しをしている人から選ばれるのかわからない

悩みは色々あります。ネットでも調べれば色々その状況に近い事例なんかが出てきます。

 

それでもしっくりこなければまずは相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

 

株式会社ハウスパートナー

担当　池上誠一郎